マーケティングの基本に「3C」というのがあります。
Company(自社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)の頭文字をとってあらわしたもので、企画を立てる際の基礎を組み上げる重要な情報となります。
自社を知る
最初のCはCompany、自社です。
まずは自社の歴史をひも解いてみましょう。創業者はどんな思いで事業を始めたのか、どんなお客様に支持され、どんな仕事をしてきたのか、現代までの変化を見てみましょう。更に数字面からも見ることで、よりリアルな自社分析をすることができます。自社に係るキーワードを集め整理することで、実やよくわからなかった自社の姿が現れてきます。
顧客と市場を見る
これまでどんなお客様に支持されてきたかを整理することで、自社の土俵が見えてきます。Webマーケティングでは、その市場を「キーワード」を使って調べることができます。検索サイトでそのキーワードで検索すること、その市場の空気をつかむことができます。ただし、机上だけでは柔軟な企画は生まれません。現場に出向き、生を声を集めることが重要です。(市場調査)
競合調査
市場調査をすると、自然と競合を知ることになります。競合を知ることで、自社の強みや弱みも見えてきます。
競合とは、必ずしも同業者とは限りません。なぜなら、実は顧客も自分が本当に求めている商品やサービスがわかっていないことが多いからです。Aという商品がほしいと思っていたのに、実はまったく異業種のBという商品でそれが満たされることもあるからです。
自社をどんな「強み」を持っていて、市場とする潜在顧客にどのような「価値」を提供でき、他社とはどんな「違い」を持っているのか。そんなポイントをまとめるのには「3C分析」は最適です。