2014年4月9日(日本時間)を持って、Windows XPのサポートが終了しました。

「実は、うちの会社にもまだXPパソコンがあって・・・新しいパソコンを買い換える余裕もなく・・・」というお話も聞きます。
Windows7をインストールして継続して使われるケースもあるようですが、少し古いパソコンだと十分なスペックを備えてなく快適に使えない場合もあります。

そこでご提案するのが、Windows XPがインストールされていたパソコンに、OSをLinuxに入れ替えWeb管理専用に再生する方法です。(以降わかりやすく表現するために、これまでXPで動いていたパソコンを”XPパソコン”と記述します)

Linuxの画面

画面は、実際にXPパソコンにLinuxをインストールしたものです。このように、WordPressの画面が問題なく表示され、実はこの記事もこのパソコンを使って更新しています。

Linuxも色んな種類があります。(ディストリビューションといいます)どのLinuxを使うかはシステム管理者と相談して決めるてください。
参考までに、画面はLinux Ubuntuをインストールしたものです。「Ubuntu Japanese Team」というサイトから入手しました。

このUbuntuをインストールすると、LibreOfficeといういつも使っているWord、Excel、PowerPointと互換性の取れるソフトが一緒にインストールされました。(完全互換ではありません)WebブラウザはFireFoxが一緒にインストールされます。更にこのパソコンでは、Chronium(Google Chrome互換)と、GIMPという画像加工ソフトをインストールしました。ここまで全て無料で入手できます。
(Windows用のソフトは使用できませんのでご注意ください。)

WordPressのようなブラウザで使用するCMSであれば、問題なく更新管理作業が行えます。デジカメの写真もGIMPを使えばサイズ加工や調整も可能です。

ということは、日常的なホームページの更新であれば十分に利用できるということです。

プリンタにLinux用のドライバがあればインストールし、印刷もできます。ネットショップ運営で必須の納品書や請求書も印刷できます。ただし、宅配会社から提供される宛名印字ソフトにはLinux版はありませんのでご注意ください。

「XPパソコンをWeb管理専用に再生する」、という案はいかがでしょうか。

XPパソコンのサポート終了後の活用にはいろんな案がありますが、これも一つの方法として参考にしてください。

 

【ご注意】インストールの際はシステム管理者等にご相談の上実施してください。大切なデータは予めバックアップをとってから行ってください。Linuxをインストールすることで、パソコンメーカーの保証やサポートが受けられなくなる場合もありますので、自己責任で行ってください。