ご厚意にしていただいている業者さんから教えていただいたお話です。
とある、それなりの規模で、その地域でも名の通った会社がホームページを開設したのですが、1年後に廃止したそうです。制作には3ケタの数字をかけられ、それなりにしっかりしたものを作られたそうです。
それが一体、1年を過ぎて廃止したのでしょうか?
その会社の社長のお話では、ホームページを立ち上げてお客様を待っているよりも、自社製品を解説したチラシをもって営業に回った方が効果があると判断されたそうです。
新人営業マンも、そのチラシを持って歩くにはその内容を理解していけないと一生懸命勉強し、訪問先でご案内したことがお客様とのコミュニケーションの向上となって成果がアップしたということです。
この話は、ホームページを否定しているのではなく、自社にとって最もベターな営業方法かを見つけることが重要だということです。
数年前は、万能のようにうたわれてきたホームページですが、あくまでも「待ち」のスタイルでしかありません。
SEOやPPC広告を使っても「待ち」であることには変わりません。先の話のように「攻め」に出ることの方が高い効果が出ることもあります。
この話のポイントは、「自社の業務にあった販売戦略と販売ツール」を見極めることです。
「待ち」と「攻め」のツールをどのように活かして「売れるしくみ」を組み上げるかが重要です。
ツールの特性を見極め、自社の販売戦略にあった使い方を考えることで、高い効果につながります。